
あなたは鹿茸(ロクジョウ)というものをご存知ですか?「鹿の角」と言われてどのようなものを思い浮かべますか?
精力剤には「マカ」や「クラチャイダム」などの「植物由来のもの」、そして「マムシ」や「スッポン」などの「生物由来のもの」と言うと、皆さんの中にも、イメージが湧いてくる方が多いのではないでしょうか。
ある方は、“お屋敷”と呼べそうなお宅に行くと、玄関や応接間などのにオブジェとしてして飾られていそうな鹿の頭部のはく製を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
あるいはまた、「鹿の角」と聞いて、「昔から男性機能を高めるものとして有名だよね」というイメージを思い浮かべるかもしれません。
この、精力剤として、古くから珍重されてきた鹿の角こそが、「鹿茸(ロクジョウ)」です。
今回は、この「鹿茸(ロクジョウ)」について、精力剤としての精力増強効果や成分、副作用などについてまとめてみました。
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鹿茸(ロクジョウ)とは
鹿茸(ロクジョウ)とは、漢方の世界の言葉で、「鹿の角」漢方薬用に加工し、薬の材料としたものです。
漢方では、鹿は、鹿茸だけでなく、種々の部位が薬として使用されています。
中国の古い薬学書「本草綱目」には「鹿角」「鹿角膠」「鹿歯」「鹿骨」「鹿頭肉」「鹿蹄肉」「鹿脂」「鹿髄」「鹿脳」「鹿精」「鹿血」「鹿腎 (鹿鞭) 」「鹿胆」「鹿筋」「鹿皮」「鹿糞」「鹿胎糞」などの薬効が示されています。
いかに昔の中国の人々が鹿を、いわば崇拝(?)と言っても良いほどに珍重してきたのがわかりますよね。
考えてみると、中国の神話に登場する伝説上の霊獣の1つ「龍」も、その頂には「鹿の角」を備えています。日本でも、鹿は、奈良時代から豊穣の象徴であり、諏訪大社をはじめ多くの神社で「神の使い」とされてきました。
戦国時代の数多くの武将も「鹿の角」を兜につけてきました。それは「鹿の角」が力や豊穣を象徴するものであり、神のご利益をもたらせるものである、と信じたからでしょう。
“お屋敷”で飾られている「鹿の角」も同じ理由によるものと考えられます。
さて、そんな「鹿の角」ですが、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、一年ごとに生え換わります。その事実も、鹿の角が「豊穣」の象徴とされてきた理由でしょう。
そんな角が生え代わる際のまだ生え始めの幼い角(これを袋角といいます)を乾燥させたものが「鹿茸」です。
袋角は骨化してないため、未だ血が通っており、触ると軟らかくプニョプニョしています。その形が茸ににて似ていることから、鹿茸という名前が付けられたのです。
鹿は一夫多妻の動物であり、その雄鹿の頭上に隆々とそそり立つ角は、まさしくかれらの持つ逞しい生殖力の象徴にようにも見えますよね。
鹿もその角は成長が著しく早く毎年生え代わるものです。その様に、中国の古人達が精力剤としての可能性を見出したのは良く分かる気がします。
実は漢方薬には、こうしたイメージから使用が始まったものも含まれており、当然効果が無ければ淘汰されていくことになりますから、結果として期待していた効果が得られたから今日まで漢方薬として受け継がれたというものも少なくないのです。
今回ご紹介している鹿茸もそんな漢方薬の1つ、いやそんな漢方薬の代表と言えるでしょう。
外部サイト:鹿茸の詳しい説明はこちら(救心)
鹿茸(ロクジョウ)の精力増強効果
鹿茸(ロクジョウ)の持つ薬効としては、「滋養強壮」「強精」「不妊症」「貧血」「鎮痛薬」「不眠・更年期障害」「低血圧症」「健忘症」「喘息」「骨粗鬆症」等とさまざまな効果があるとされており、
更年期障害の改善や食欲不振の改善、耳鳴りやめまいの症状改善、虚弱体質改善、ED(インポテンツ)症状の改善、肉体疲労の改善、四肢のしびれ、神経衰などに効くと言われています。
ちなみに鹿茸は、漢方薬として、「医薬品」という位置づけがされており、第3類医薬品(服用することで体調に影響があったとしても日常生活に支障を来すには至らないレベルのもの、例えばビタミン剤や整腸薬など)に分類されています。
「薬」ですから、「薬効」「成分」「用法」「用量」「副作用」については明確にし、示されていなくてはなりません。
また、薬効に関しても、臨床による実証が必要になってきます。従って、上記に紹介した「強精」や「ED症状の解消」については、間違いなく期待して良いと言えると思います。
また漢方薬は、東洋医学のものです。したがって病気の源となる病原やウイルスに直接対峙して病気を治すというアプローチと違って、人の身体が本来持っている自己治癒力を高めていくことで病状を改善していくという治療法です。
なので、すでにご紹介した効果以外にも、東洋医学的な、身体全体の健康が高まることによる精力面の効果もあるのかもしれません。

鹿茸の成分
鹿茸は成分として、たんぱく質、コラーゲン、炭酸カルシウム、リン、マグネシウム、エストラジオール、コレステロール、アデノシン三リン酸、コンドロイチンなどを中心に、25種類ものアミノ酸、脂肪酸などを含みます。
それぞれの効果についてざっとご紹介しておきましょう。
■たんぱく質
たんぱく質は、皆さんも良くご存じのとおりヒトの身体を作る上で欠かせない栄養素。消化されて、人の身体で重要な役割を持つ様々なアミノ酸へと分解されます
■コラーゲン
コラーゲンについては、皆さんも良くご存じかと思いますが、脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつ。女性の美肌には欠かせない成分です。
■炭酸カルシウム
潰瘍(かいよう)の原因となる胃酸を中和させる作用を持っており、消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)のほか、胃炎や神経性食欲不振、胃下垂、胃酸過多症などの症状を軽くする効果が期待できます。
■リン
リンは、体内でカルシウムと一緒になって、骨や歯をつくる主成分となります。また、血液が酸やアルカリに傾くのを防ぐ作用や、ビタミンB1、B2などの結合子補酵素となって糖質代謝を円滑にし、肝臓や心臓が正常に働くようにする作用があります。
■マグネシウム
マグネシウムは、約300種の酵素の働きを助けるミネラルです。従って、ヒトの健康を維持するために欠かせないミネラルです。
具体的な働きとしては、タンパク質の合成やエネルギー代謝、筋肉の収縮、血圧調整、体温調整、血糖値の調整などがあり、「心臓病」「高血圧」「高脂血症の予防」「糖尿病・血糖値の改善」などに良く効きます。
■エストラジオール
エストラジオールは女性ホルモンであるエストロゲンの一種で、エストロゲンは、美容効果や女性らしい身体を作る効果、心と身体の安定を生み出す効果、動脈硬化の抑制、骨粗鬆症の予防などがあります。
■コレステロール
コレステロールは、悪者のイメージが強いようですが、実はコレステロールは脳が働くために必要となる栄養素です。
■アデノシン三リン酸
アデノシン三リン酸は、「ATP」という英文三文字で表わされることもあるリン酸。筋肉が動くエネルギーとして欠かせないものです。
■コンドロイチン
グルコサミンと同様に、関節や軟骨に良いとされている成分で、軟骨を構成する成分のひとつにもなっています。
■アミノ酸
シカ肉には必須アミノ酸を多く含んでいることで知られています。私たち人間の身体は2種類のアミノ酸からつくられていますから、それを超える種類のアミノ酸が含まれています。
■脂肪酸
シカ肉には、動脈硬化や心筋梗塞の予防、脳の活性化、アレルギー症状の緩和など様々な働きをもつ不飽和脂肪酸が多く含まれています。
以上が、現時点で明らかになっている鹿茸の成分です。
しかしながら、すでにご紹介したように漢方薬は、西洋医学の力ではまだ解明しきれてはいません。
事実、漢方薬の効果のすごさから、その漢方薬の研究が進み、「新たな成分が見つかった」、そして「その成分が西洋医学で処方される医薬品の配合成分となった」、などといった例も、数多くあります。
従って、鹿茸にも未だに西洋医学では明らかにされていない有効な成分が上記以外にも含まれている可能性があります。
この場では、仮にそうした成分を「漢方成分」とざっくりくくるとしましょう。
まとめますと、鹿茸はご紹介してきた数々の成分と、「漢方成分」のチカラによって、
我々の身体を徐々に健康にし、身体の中からわき出てくるチカラで精力もアップする漢方である。と、言う事が出来ます。
鹿茸の副作用

ご紹介したように、鹿茸は、日本では「医薬品」として分類されています。
つまりそれだけ、「効き目」があると同時に「副作用」への心配もあるということです。
まず鹿茸を服用すべきではないと思われるケースですが、もともと元気旺盛だという方、高血圧や妊娠中の方、熱がある時は、服用を控えるべきです。
これらの状態に該当しないと思われる方も、飲んだ後で「のぼせ感」があった場合は服用を中止し、次にまた服用したいと考えるような時には、あらかじめ医師に相談しておくべきであると思います。
鹿茸を効果的に摂取する方法
前述したように、鹿茸は日本では医薬品として扱われますので、お医者さんに行って漢方の処方箋を出してもらい処方してもらうという形になります。
ただ、それは少しハードルが高いという人がほとんどではないでしょうか?
ロクジョウの精力効果を手軽に試すのであれば、鹿茸とほぼ同じ成分、効能のトナカイの角が配合されている精力剤がオススメです。
トナカイの角であればサプリや精力剤として販売できますので、こちらの方が現実的かと思います。
その中でも、【ゼルタイン】という精力剤は様々な原料や成分が一緒に摂れるのでおすすめです。
ゼルタインの特徴としては、トナカイの角をはじめスッポン、サソリ、マムシなどの動物系のカプセルと、マカ、ガラナ、トンカットアリ、冬虫夏草、カツアーバ、エゾウコギ、高麗人参、ムイプラアマ、パフィアなどの植物系カプセル、
さらにアミノ酸とビタミンに特化したカプセルの3種類のカプセルを同時に飲むことでそれぞれの相乗効果を生み出し、かなり強力な精力増強効果を実感できるようになっています。
一見すると少し値段が高く感じますが、まとめ買いするとお得に飲むことができますし、そもそもこれらの原料をバラバラに仕入れていたらそれこそかなりの値段になってしまいますので、効果を考えればコストパフォーマンスは良い部類の精力剤に入ると思います。
漢方も処方してもらうと高いですからね。
ドラッグストアに売っている中途半端な精力ドリンクに1本1000円もお金を出すなら、口コミでの評価も高いゼルタインを継続的に飲んで根本から体質改善をして、精力増強を目指す方が早いし結果的に経済的でもあります。
損をしたくなければ最初から本物の精力剤を試すというのが、一番の近道だったりするわけです。