
現代の社会では仕事の大半がデスクワークという男性もかなりの割合で多くなっています。
しかし、実はデスクワークの仕事を長時間続けている人はEDになりやすいという傾向にあります。
実際に泌尿器科の専門医の調査結果では、多くの事務職の男性やITエンジニアがED症状を訴えているというデータがあります。
ここでは、デスクワークがEDになりやすい理由やその改善点などを解説していきます。
多くの男性に当てはまる内容かと思いますので、正しい情報を知り、しっかりと改善していきましょう。
Contents
運動不足と筋力低下がEDの原因に
デスクワークを続けていると、当然ながら日常的に運動量が少なくなります。
つまり慢性的な運動不足になるわけですね。
運動不足になると筋肉は使われなくなるので、筋力が低下し筋肉量も減っていってしまいます。
特に股関節周辺や下半身の筋肉が小さくなると男性機能に影響してきます。
ペニスへ血液を送って勃起させたり、勃起を持続させるために必要な部分だからです。
勃起は、ペニスの海綿体に血液が多量に流れ込むことで起こる生理現象です。
下腹部周辺の血行悪化と血流不足は、EDや勃起不全に直結してしまうということです。
また運動不足は、股関節周辺だけでなく太ももやふくらはぎなど下半身全体の筋肉量も減らしてしまいます。
すると次のような悪影響が発生します。

デスクワークは血流や代謝が悪化しやすい
下半身の筋肉は血液を全身に流すポンプの役割を果たします。
大腿部やふくらはぎの筋肉が小さくなるとその機能が衰えてしまうわけです。
そうなると、ペニスへの血流も悪化してしまいますので、中折れや勃起力不足などのED症状につながるのです。
下半身は体の中でも大きな筋肉を持っています。
それだけ基礎代謝に深く関わってくることになります。
ですから下半身の筋肉量が減って代謝量も減ると、太りやすくなったり動脈硬化のスピードが速くなったりしてED症状が出やすくなるのです。
肩こりや目の疲れと同様に男性機能も凝り固まっている
長時間仕事をしていると、おそらくほとんどの人が肩こりや目の疲れを感じますよね?
これは長い間同じ姿勢で仕事していたり、血行不良によって起こる不具合です。
肩がこるのと同様に、動かさなければ下半身や男性機能も凝り固まりやすくなってきます。
例えばしばらくの期間勃起しなかったり射精しなかったりすると、筋肉が衰えるように男性機能も衰えていきます。
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筋肉のコリや疲れといったわかりやすい症状が出ない分、見落としがちですが、身体の内部では実は深刻な状況悪化が起こっていることもあります。
EDや勃起不全は、ある程度深刻な状態にならなければ自覚症状がないため、男性機能が弱ってきていることを感じたら早めに対策を取っていく必要があります。
股間の圧迫でさらに男性機能へ悪影響が
デスクワークでは、お尻の一部分が長時間圧迫されることになります。
これが悪いことに、ちょうどペニスへ血液が流れ込む部分を圧迫する形になります。
するとペニスへの血流が減少する他、血管や神経に傷がつく恐れが出てきます。
血管や神経がダメージを受けると勃起力に影響します。
単純に下腹部への圧迫や血流の防止は精力や勃起力の減退を招きます。
身近な例ではキツめのパンツを日常的に履いているだけでも勃起に影響出ることがわかっています。
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デスクワークの男性のためのED対策

勃起不全や精力不足の場合のED対策とは少し違い、デスクワークでのED対策には、運動をすることが一番です。
手っ取り早く運動不足を解消するためには、通勤時間に歩くスピードを速くしたり階段を使ったりするといいでしょう。
時間がある場合は30~60分間ウォーキングやジョギングをする習慣をつけると運動不足の解消に役立ちます。
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筋トレでは、脚の筋肉量を増やす「スクワット」がおすすめです。
日常生活の中で少しの時間でもできますし場所も取りませんので、ぜひ続けたいトレーニングです。
スクワットはやり方を少し工夫することで、より筋肉量アップに貢献できます。
その方法はスロースクワットです。
通常のスクワットの2倍以上時間をかけて膝を曲げ伸ばしすることで、太ももにより大きな負荷がかかります。
するとバーベルなどの器具を使わなくても、短時間で大きな刺激を筋肉に与えることができます。
またスクワットは股関節のストレッチにもなり、デスクワークの圧迫で凝り固まった部分をほぐすことができます。
関連記事:☞筋トレで精力増強!テストステロンと精力アップの関係性
仕事中にイスに座ったまま行う筋トレもあります。
一方の太ももにもう一方の脚を乗せ、下になった脚のほうのかかとを上げます。
座ったままのつま先立ち運動を繰り返すことで、ふくらはぎの筋トレになります。

また肛門を締める動作をすることで、勃起力に必要なPC筋を鍛えることができます。
肛門をギュッと締めてそのまま5秒維持して緩めるという動作を続けるだけですので、こっそり行うことができます。
このPC筋のトレーニングは、ペニスの硬さや持久力を上げるにはとても効果的な方法です。
お手軽ですし、いつでも思い立った時にできるのでオススメです。
関連記事:☞勃起力アップに効果的なPC筋のトレーニング方法
デスクワークによるED対策 まとめ
以上のように、デスクワークでイスに座ったままの状態は、運動不足やお尻の圧迫などが原因でED症状が出やすくなります。
一番の対策は運動なので、ジョギングやスクワットを行う習慣を付けることが大切です。
運動不足が解消して下半身の筋肉が付けば、デスクワークのデメリットも払拭できます。

それに加え、精力減退や仕事のお疲れが抜けないなど活力不足の男性には、精力剤の活用をおすすめします。
お仕事に忙しいと食事や睡眠など生活のリズムも乱れがちですが、精力回復に必要な栄養素をきちんと採れていれば、EDや勃起不全の可能性をかなり下げることができます。
毎日飲むだけで手軽にできますし、運動やトレーニングと組み合わせる事でより効果を発揮します。
原料や配合量、値段などがそれぞれ違う、いろいろな精力剤が販売されています。
割引や返金保証がついている精力剤もありますので、まずは一度取り寄せて試してみることをおすすめします。