
時期の早い遅いの違いこそあれ、世の男性の多くが悩むことになるED。
自分がどのような症状、原因でEDになっているのか、またその改善法を知っておくと取り返しがつかなくなる前に有効な手を打つことができます。
EDにはいろいろな種類がありますが、ケガや血管の異常などが原因で勃起不全になってしまう「器因性ED」というものがあります。
その原因と効果的な改善、治療法を説明していきます。
Contents
器因性EDとは?
器因性EDは器質性EDとも呼ばれていて、勃起に必要な血管や神経、ペニスの異常、ケガ、内分泌系の障害などが原因で、十分な勃起が得られなかったり中折れしてしまうものをいいます。
ただ、ひとくくりに器因性EDと言っても範囲が広いので、適切な検査をして何が原因かしっかり見定めないと有効な治療はできません。
そのため、まずはEDになっている大元を知る必要があります。
いくつか例をあげますので、見ていきましょう。

器因性EDの原因
器因性EDには、大きく分けて以下の4つの原因があります。
自分の症状の原因はどこからくるものなのか、それぞれの特徴を知って判断しましょう。
器因性EDの原因 1.神経系の障害
通常勃起は、性的な興奮を脳で感じたら神経を通ってペニスに伝わって起こる現象です。
しかし、この神経で異常が発生すると、うまく伝わらずにEDや中折れになってしまいます。
脊髄や前立腺など、神経に関わる障害が主な原因です。
器因性EDの原因 2.血管系の障害
ペニスの海綿体に血液が流れ込み勃起するわけですが、血管で問題が発生していると十分な血流量が得られません。
動脈硬化など血流が悪化する病気が原因で起こる勃起障害です。
器因性EDの原因 3.内分泌系の障害
男性ホルモンの分泌が少ないと、男性機能に関わるドーパミンも増えずに勃起することができません。
さらに、血流も悪くなりEDになります。
器因性EDの原因 4.ケガなどによる障害
ケガによってペニスに傷がついたり、骨盤の手術などの影響でも勃起不全になります。
ケガや手術によって、上記の3つのどれかが発生してしまうというケースもあります。
EDの原因を探る際の検査方法

EDクリニックなどの医療機関で行われる検査方法には次のようなものがあります。
1.勃起機能は十分か
はじめにペニスの勃起機能を検査します。
EDには器因性のほかにも心因性EDや薬剤性EDもありますので、何が原因かを確かめます。
検査では、問診のほか、勃起の起こり具合を測定します。
2.器因的な原因はあるか
勃起機能の検査で器因性EDの疑いがあると判明した場合、神経の問題なのか、血管に障害があるのか、内分泌系の機能に原因があるのかを確かめます。
中枢神経と末梢神経に問題があるかどうかを検査します。
そのためには、肛門から前部の箇所に知覚があるか、また反射が起こるか確認します。
知覚や痛覚などに問題があれば、別の器因性の可能性が高いことになりますね。
血管の検査では、勃起を促す検査薬を海綿体に直接注入して反応するかどうか確認します。
もし勃起しなければ、血管に問題ある可能性が高くなります。
内分泌系の検査では、男性ホルモン(テストステロン)を測定します。
このときの結果で性腺機能低下症の疑いがある場合は、内分泌系に問題がある可能性が高くなります。
器因性EDに効果的な治療法

原因が特定されたら、それに応じた治療をします。
器因性EDの治療法 1.神経系の場合
程度によっては自然治癒で回復することがありますが、そのペースには個人差があります。
そのため、器具を使った治療やED治療薬の服用が行われます。
器因性EDの治療法 2.血管系の場合
血管作動薬を注射してEDを改善させます。
ほとんどのケースがこの注射の治療により行われます。
器因性EDの治療法 3.内分泌系の場合
男性ホルモンの数値に異常が見られた場合、ホルモン治療が行われます。
器質性EDは検査で原因が特定できるものなので、今後の方針も明確になり、安心してED改善に向けて治療することができます。
器因性EDと改善法 まとめ
これらの治療をすることにより、その原因を解決できれば一気にEDが改善されることもありますし、じっくりと時間をかけて回復していくというケースもあります。
何れにしても、その原因を突き止めて適切な対処をすると同時に、精力を高める栄養素を積極的に摂取して、身体本来の機能を取り戻すといったアプローチをしていく方がEDの早期改善につながります。
天然系の成分で作られている精力剤(サプリメント)は特に副作用もなく、健康的に精力増強や活力アップが見込めますので、ED治療と並行して服用していくことをおすすめします。
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