
「オクラ」と言うと夏野菜の代表で、スタミナの付く野菜として、今では日本でもすっかりお馴染となった食材です。
この身近な野菜であるオクラが、実は精力増強に効果があるという事実はあまり知られていません。
精力回復のために日々の食生活に取り入れると良い、オクラの成分や効果、副作用をわかりやすくまとめました。
Contents
オクラとは
オクラはカタカナ表示で漢字が存在していないことからも分かるように、日本では古くから食されていた野菜ではありません。
オクラと言う名前も「okura」という英語表記をそのままカタカタにしたものです。つまり、アメリカから伝わった野菜です。
そもそものオクラの原産国はアフリカの東北地帯で、エジプトでは紀元前にはすでに栽培されていたと言われています。
ちなみに原産地でも「オクラ」というふうに呼ばれており、アメリカに奴隷としてつれてこられたアフリカ民族たちのソウルフードとして、18世紀ごろアメリカに伝わったと言われています。
ちなみにオクラの成長期のものは「ガンボ」と呼ばれ、これをスープにしたものがアメリカのアフリカ系民族のソウルフードだったようです。そんなオクラが日本に伝わってきたのは明治の初めごろだと言われています。しかし日本に入って来てまもない頃は、今日のようには普及していませんでした。
オクラが普及するきっかけとなったのは、なんと太平洋戦争です。
南方の戦線に出兵した兵士たちの中に、激戦の中の飢えを戦地に自生するオクラを食べてしのいだ人がいたことから、復員後に戦地でのオクラへの感謝の気持ちも込めて国内で栽培を始めたというのがきっかけでした。
それがやがて高知県で本格的にハウス栽培されるようになって日本国中に広がっていったのです。
現在ではオクラのハウス栽培は日本各地に広がり、現在のオクラ生産量1位は鹿児島県、2位が群馬県、続いて3位が高知県となっています。
オクラの成分は?
オクラというと皆さんは、「粘り」を思い出すと思いますが、あの粘りの成分は水溶性の植物繊維である「ペクチン」という成分です。
この2つの成分には共通して「整腸作用」があることが知られています。
加えてペクチンには糖分やコレステロールの吸収を抑え血糖値の上昇を抑える働きもありますので、糖尿病の防止・改善や血中コレステロール値の上昇を抑えることで動脈硬化などの血管系の成人病の予防・改善に効果が期待できます。
そしてさらにオクラには夏バテ防止に効果があるビタミンB群、簿タミンC、免疫力を高めてくれるビタミンA、骨を丈夫にするカルシウムなど含まれています。
食欲が落ち、夏バテになりやすい夏には是非積極的に摂りたい食材ですね。
精力剤としてのオクラの効果

オクラの精力増強面での効果については、結論から言えば「効果は期待できます」。
まず、上記の成分に付いてご紹介したペクチンの糖尿病の防止効果ですが、糖尿病の病状が勃起不全に直結していることは良く反られています。
その糖尿病の傾向や症状を抑える効果がありますので、オクラは結果的に勃起力の維持・向上に効果が期待できます。
また、血中コレステロール値の上昇も抑え血液をサラサラにし血行を良くしますので、血流量のアップはイコール勃起力の向上に直結します。
日本人にとって身近な夏野菜でもあり、安く買えるので、日々の食生活に取り入れやすいのもありがたいですね。
夏バテの予防にもなりますので、旬の時期には特におすすめです。
関連記事:☞【注意】夏バテでEDの危険性が上がる!精力と季節の関係性
オクラの副作用

オクラには特に副作用が出るような成分は含まれていませんので、基本的には誰でも安心して食べることができます。
ただ、一度に大量に食べすぎると下痢気味になる人もいるようなので、いくら精力をつけたいからといっても適量にとどめておくことを心がけましょう。
オクラは食物繊維が豊富な野菜なので、消化不良を引き起こしやすいというのがその理由です。
逆に、便秘の解消には最適な野菜ということですね。
オクラを食べるだけで精力増強する?
オクラを食べることによってセックスに効くのはわかったけど、そこで生まれる疑問が
「おくらを食べるだけで精力増強するのか?」ということですよね?
答えは残念ながら「NO」です。
日頃から精力に効果的な食事や成分を取り入れているのであれば、オクラを食べることによって多少の精力アップにつながるかもしれませんが、オクラを食べているだけではさすがに無理でしょう。
なので、本当に効果のある精力剤を取り入れていく必要がありますが、
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