
この世界にはいろいろな「色」があり、私たちの精神や行動に大きな影響を与えています。
私たちが色によって行動が変化する理由は「色彩効果」にあります。
あなたもきっと、何となく好きな色や落ち着く色があると思いますが、それをセックスにも活かせるとしたら詳しく知りたいと思いませんか?
ここでは、色彩効果による精神面への影響、特に性欲や精力に関する影響について解説していきます。
誰にでもあてはまり、すぐに使えるテクニックなので参考にしてみてください。
色彩効果(色彩心理)とは?

それぞれの色の持つ力によって、私たちが心身共に影響を受けることを色彩効果(色彩心理)と言います。
たとえば赤は力強いエネルギーを持つ色です。
情熱や活力、自己主張などポジティブな影響を与える反面、攻撃色としてネガティブな影響も与えてしまいます。
黄色は希望や知性などの色です。
頭の回転が必要な時に黄色のアイテムが近くにあると、理解力や洞察力がアップして堂々とプレゼンができるなどの効果が期待できます。
青は抑制や集中の色です。
高まった気持ちを鎮めたり、気が散った時に集中力をアップさせるのに効果的な色です。
他にもそれぞれ色が持つ力やイメージはありますが、このように、色にはそれぞれ異なる働きがあります。
そしてこの色の持つ影響力を、精力や性欲を高めるために利用することができます。
精力や性欲を高める色は?

精力や性欲を高める色は、ズバリ「赤」です。
赤は血の色に近いことから、情熱や活力の他に、生命の直結する色として本能を刺激する働きもします。
そのため、赤を利用して性欲や食欲などを高めることができます。
赤はセックスカラーとも呼ばれていて、交感神経を刺激する働きがあります。
交感神経は、活動している時やストレスを感じている時に活発になる自律神経です。
つまり興奮しやすいということですね。
交感神経が活発になると精力を高めることにつながります。
赤が持つパワーの実際の使用例としては、昔の遊郭があります。
顧客の心理に興奮や性的衝動を与える効果を狙っているためです。
他には「赤いふんどしやパンツを付けると健康に良い」という話もありますが、
これは身につけているだけでも赤が持つパワーによってエネルギーが高まりやすいからという根拠があります。
「紫」も精力や性欲を高める色です。
紫は赤と違い、交感神経だけでなく副交感神経も刺激します。
副交感神経は、リラックスしている時や休息している時に働く自律神経です。
紫は両方の自律神経を刺激することから、心理的にギャップを生み出します。
その心理的な揺れによって性欲を高めてくれます。
反対に精力や性欲を低くする色は?

精力や性欲を低くする色は「青」です。
青は副交感神経を刺激するため、脈拍や体温を低下させたり落ち着かせたりする働きをします。
そのため、性欲や精力を高めたい場面で青を使うと逆効果になります。
落ち着いた雰囲気を出すために青を利用している風景は、いろいろな場面で見られます。
犯罪防止のための青い街灯やレストランに設置されている水槽などもあります。
青以外の寒色系の色でも似たような影響があります。
緑に近い青にも副交感神経を刺激する働きがあるため、精力を高めたい場面では向いていない色です。
ただ、リラックスすることで勃起しやすくなると言うこともあるので、使い方によってはセックスの時に役立てることも可能です。
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精力、性欲と色の関係 まとめ

以上のように、人の精神や行動に大きな影響を与える色彩効果を利用して、性欲や精力に働きかけることができます。
精力を高めるための方法として精力剤を飲むことや運動、精力アップのための食事の改善がありますが、ここに色も加えることで、精力をより高めることが狙えます。
カラーの持つ効果は簡単に取り入れることができるテクニックなので、是非使ってみてください。
デートの服装やお店選びの際にさりげなく色を取り入れたりするだけでも、随分とイメージが変わってきますよ。