「男が男らしくあるため」に必須の男性ホルモンは、当然ながら精力アップのためにも欠かせない要素です。
しかし加齢や不規則な生活などで男性ホルモンの分泌量は減ってしまいます。
もし食事の仕方や食材を意識的に選ぶことで、男性ホルモンを増やすことができたら良いと思いませんか？
ここでは男性ホルモンを増やすための食材や食事法などについて解説していきます。
日々の心がけ1つで、あなたの勃起力や性力が劇的に改善される可能性がありますので、しっかりと読み進めてくださいね。
男性ホルモンとは
ホルモンの語源はギリシャ語で「興奮させるもの」「呼び覚ますもの」と言った意味があります。
つまりホルモンの効果によって体内で何かを促進させる働きがあります。
男性ホルモンとは男性だけが持っているホルモンということではなく、女性も実はごく少量持っています。
逆に言うと男性も女性ホルモンを持っています。
男性には女性よりも約10～20倍の男性ホルモンが分泌されます。
この男性ホルモンは生殖の適齢期である20代をピークに、加齢とともに徐々に減少していきますが、男性ホルモンの減り方には個人差があります。
体質や生活習慣、食事などの影響を強く受けるので、ある程度は自力でコントロールすることも可能ということです。
男性ホルモンは男が男らしく、つまりたくましくいるために必須のホルモンで、
男性ホルモンは生殖機能や精力面以外にも自律神経のバランスを保つにも、筋力の増強をはかるにも必要不可欠です。
男性ホルモンと女性ホルモンの違い
男性ホルモンは、先述したように「男性特有の体つきや思考を発育させるホルモン」のことです。
テストステロン、アンドロステネジオン、デヒドロエピアンドロステロンの3種類の総称として「アンドロゲン」と呼ばれます。
男性の場合、通常は1日に約7mgの分泌があるといいます。
女性ホルモンは「女性特有の体つきや体のリズムを司るもの」です。
エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
男性であっても女性ホルモンを増やすことで身体が丸みを帯びて女性っぽくなったりもします。
男性ホルモンを増やす栄養素と食材
実は、男性ホルモン(テストステロン)は脂質の中のコレステロールを材料にして作られています。
しかしコレステロールは多くの食材から常に摂取できるため、男性ホルモンの増減にはほとんど関わってきません。
男性ホルモンを増やすためにはタンパク質に含まれる酵素が重要です。
ですから、まずは良質なタンパク質を多く摂ることを心がけましょう。
その際、肉類や魚などの動物性タンパク質と卵や大豆製品などの植物性タンパク質をバランス良く摂取することが大切です。
さらに、タンパク質と一緒に摂取することで男性ホルモンを増やす効果が高まる食材もあります。
特にタマネギに含まれる含硫アミノ酸は男性ホルモンを増やすのに良い成分です。
これらの食材を毎日の食事に取り入れることが重要です。
関連記事：☞※ムラムラ注意※精のつく食事とは？精力増強のための食生活
男性ホルモンを増やす おすすめの食事法
男性ホルモンを増やすのに有効な食材がわかったところで、その食材を最大限に活かす食事法をお伝えします。
実は先ほど挙げた食材は、単体で食べるよりも、タンパク質と男性ホルモンを増やすサポートをする食材を組み合わせた料理を食べることで、効率的に男性ホルモンを増やすことができます。
例えば、肉類と玉ねぎを組み合わせた料理です。
牛肉と豚肉の合わせ挽肉とみじん切りした玉ねぎを使えば、ハンバーグができます。
この時、玉ねぎの分量を多めにすることで、カロリーカットと同時に男性ホルモンも効率的に増やすことができます。
スライスしたにんにくを炒めておけば、いろいろな料理に使えます。
タンパク質が豊富なステーキと組み合わせると、ステーキをより美味しく食べることができます。
また、オムライスの具材として使ってもアクセントになり美味しく食べることができます。
納豆に細かく切ったアボカドや山芋、卵を入れると、ヘルシーで食が進む料理ができます。
このようにタンパク質と玉ねぎやにんにくを組み合わせることが、男性ホルモンの増加には大切になってきます。
もちろん、無理に組み合わせる必要はなく、美味しく楽しく食事ができることを優先して構いません。
もし組み合わせる事ができるのであれば、より効果を高めるためのコツとして取り入れていく形が理想ということです。
男性ホルモンを減らす やってはいけない食事法
いくら男性ホルモン増加に良い食事をしても、気づかずに逆に男性ホルモンを食事法をしてしまっては元も子もありません。
ここでは、男性ホルモンを増やすにあたってNGとなる習慣を紹介していきます。
まず、不摂生は男性ホルモンを減少させる大きな原因になります。
タンパク質が重要だからと言って、脂肪分の多いお肉ばかり食べていると肥満やメタボになってしまいます。
すると男性ホルモンの増加以前に、身体機能が低下してしまいます。
身体機能の低下は栄養分の吸収力も低下させてしまうため、カロリーや栄養バランスを考えた食事を摂ることが大切です。
関連記事：☞肥満はEDの原因！メタボと精力減退の関連性と改善法
にんにく料理や山芋を使った料理は、アルコールが進む原因になります。
アルコールを多く摂ると肝機能が低下してしまい、男性ホルモンの減少につながってしまいます。
そのため、アルコールの摂取量は適量を心がけましょう。
関連記事：☞お酒と精力＆性欲の関係性を解説！アルコールを味方につける方法
男性ホルモンを増やす食事 まとめ
以上のように、男性ホルモンの分泌量を常に高く保つためには、何よりも毎日の食事がベースになります。
ただしタンパク質や男性ホルモン増加を補助する食材だけを多く摂ってしまうと、栄養バランスが崩れてしまいます。
主食・主菜・副菜のバランスの良い食事をベースに、男性ホルモン増加におすすめの食材を多めに摂ることが大切です。
参考：食事バランスガイド
男性ホルモンの増加や性力アップは、何よりもまず健康な身体が基本となります。
何事もやりすぎは良くないので、バランスを考えて無理の無いように日々の食事に取り入れていきましょう。
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