
「ED治療のため病院で受診したいけど何科に行けばいいかわからない…」
「保険は適用されるのかな?」
「値段はだいたいどれくらいの予算なんだろう…」
「実際の治療や検診ってどんなことをするんだろう」
EDや勃起不全に悩んでいても、このように迷っていて行動に移せないという男性は少なくないですね。
かく言う私も、以前はこの様に悩んでいた時期がありましたし、詳しく調べたりもしました。
ここでは、ED治療の流れや内容、保険は効くかどうかなどについて解説していきます。
ここに書いてある情報を知っておくと行動しやすくなり、結果としてED改善に繋がる可能性が高まりますので、しっかりと読み進めてくださいね。
Contents
ED治療は何科を受診すればいい?
EDは男性機能に関することなので、病院内の泌尿器科を受診すれば間違いありません。
近くに泌尿器科がある病院やクリニックが無い場合は、ED治療薬の処方だけであれば一般の内科でも可能です。
ただ内科医はEDや精力に関する専門ではないため、EDのことで初めて受診するならば泌尿器科のほうがオススメです。
もし現在何らかの薬を服用中の場合は、飲み合わせのことを考えてかかりつけ医に相談しても良いでしょう。
また最近はED治療を専門に扱う病院も増えています。
EDクリニックやメンズクリニックという呼び方で、最近は多くの繁華街の駅前などにも増えています。
そのようなED専門クリニックを利用すれば、診察や薬の処方などがスムーズにできます。
私が以前利用したことがあるEDクリニックは、「ひとつ上の男」の広告でも有名な上野クリニックです。
業界でも最大手ですし、お医者さんもスタッフもベテランですのでスムーズに、特に恥ずかしさもなく診察と処方をしてくれました。
ED治療の流れと診療内容

EDや勃起不全で病院を受診する際は、まずは受付に行き問診票に記入します。
通常のED改善の診療であれば、誰にもペニスを見せることもなく、診療内容はほとんど問診です。
EDの症状やED治療薬と一緒に飲んではいけない薬を服用中かどうか聞かれたり、薬の副作用が説明されたりします。
そして健康状態や希望に応じて適切なED治療薬が提案されます。
一部の病院では薬以外にも機器やICI治療というペニスへの注射などで治療しているところもありますが、基本的な治療法は薬です。
診察の後、最後にED治療薬が処方されます。
ED治療に保険は利くの?
日本では法律的にまだEDが病気だと認められていないので、ED治療自体は自由診療となり、保険は適応されません。
そのため、診察代や薬代は全額自己負担になります。
これはED治療が病気の根本的な治療というよりも、生活の質を良くするためという性質が強いからです。
ただし例外があります。
それはEDの原因が生活習慣病に関係する場合です。
例えば糖尿病や高血圧はEDを引き起こしやすい病気です。
関連記事:☞糖尿病でEDになる?原因と効果的な改善法
これらの病気でED症状が出てしまっている場合は、病気の治療と合わせてED治療も保険の対象となるケースがあります。
男性更年期障害の場合も保険が効く場合がありますので、病院で確認することをおすすめします。
ED治療には費用がいくらかかるの?

ED治療は基本的に保険が効かないため、一体いくらかかるか心配ですよね。
当然ながら治療代は一定ではなく、病院や希望に合致した薬の種類、必要な錠数などによって変わります。
シアリスやレビトラの場合、20mgタイプは1錠で1,800円から2,000円が相場です。
バイアグラの場合は50mgタイプで1,500円前後が多いですね。
バイアグラのジェネリックは1,000円以下で処方されることが多いです。
例えばシアリスの20mgを5錠処方された場合は、診察料と合わせて1万円前後かかる計算になります。
その他機器や注射を使った治療がプラスされる場合は、その治療代がかかります。
ED治療薬でEDは改善されない?
ED治療クリニックで診療してもらった結果、ほとんどの人はバイアグラなどのED治療薬を処方してもらって終わりです。
ペニスの根本的な機能や神経障害の器質性ED、精神的な要因からくる心因性EDでなければ、ほとんどの男性がED治療薬の処方という形になります。
しかし、実はED治療薬ではEDの根本的な治療にはなりません。
どういう事か説明しますと、
バイアグラやシアリス、レビトラなどのED治療薬は医薬品成分で作られていて、服用すると1時間ほどで強制的に勃起状態を作ることができます。
しかし数時間で薬効が切れると、また元のように自力では勃起できないペニスに戻ります。
マカやクラチャイダムなどの精力剤を飲んで勃起力を高める方法であれば、本人が持つ勃起力自体が底上げされますので、自然な形での勃起が可能です。
しかし、ED治療薬はその場しのぎと言いますか、虫歯で例えると鎮痛剤で虫歯の痛みを一時的に感じなくさせているような感覚です。
一方、精力剤の場合は虫歯を根本から治療するようなもので、時間はかかりますが根本的な解決をしたいのであれば精力剤の継続服用をおすすめします。
関連記事:☞精力剤とED治療薬の違い|効果や副作用、原料について
ED治療の概要まとめ
以上のように、ED治療は泌尿器科を受診することが一般的で、特に面倒な検査などなく治療薬が処方されます。
基本的に保険は利かないため、通常の診察や薬の処方などに比べれば割高に感じるかもしれません。
しかしED治療薬はネットで個人輸入などで通販すると偽物も多いので、病院で処方される薬は本物なので信頼性は高いです。

個人的には、私も以前はバイアグラを利用していた時期もありますが、火照りや頭痛などの副作用がひどくセックスに集中できなかったためED治療薬の服用は辞めました。
そして薬に頼らずに根本的に精力を付けたかったので、食事や生活習慣の見直しと同時に精力剤の活用に切り替えました。
精力剤は即効性には期待できませんが、継続的に飲んでいれば自力が付いてくるので、身体の健康と精力回復を両立させることができます。
まずは専門医のアドバイスを聞き、ED治療薬の服用も選択肢としては有効です。
それと同時に精力剤やサプリメントの活用もおすすめします。