普段私たちが無意識に行っている「呼吸」ですが、呼吸の仕方(呼吸法)によって様々な効果を得る事ができます。
呼吸とは一見関係のない精力や勃起力に関しても言える事で、実は呼吸のやり方を変えるだけでペニスにプラスの変化を与えることができます。
ここでは、精力増強のための呼吸法のやり方や効果などについて解説していきます。
あまり知られていませんが、道具もお金を使わず今すぐできる精力増強方なので、知っておいて損はありません。
しっかりポイントを抑えて、日常的に、いざという時にも使ってみてください。
精力アップに良くない呼吸と改善方法
精力アップのための呼吸法の前に、まずは普段の「悪い呼吸(良くない呼吸)」を知り、改善することから始めましょう。
精力増強のためには自律神経の交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)の2つのうち、副交感神経を優位にすることが重要です。
普段何も意識していない時は、基本的に浅い呼吸になり、交感神経が優位に働いてしまいます。
呼吸法の悪化の原因には、主に姿勢やストレス等の原因があります。
リラックスして胸を張った状態ではなく、ストレスで肩に力が入り猫背になって姿勢だとどうしても呼吸が浅くなってしまうのです。
そうすると、血流や身体機能が悪化し、緊張状態が続いてしまいます。
この悪い呼吸を改善するために、まずはできるだけリラックスできる環境を作ることが大切です。
その上で、猫背ではなく背筋をまっすぐ伸ばす姿勢を心掛けましょう。
ただ猫背に慣れていると、まっすぐにしたつもりでも背中が丸まってしまっている場合が多いので、肩甲骨周辺のストレッチをします。
ストレッチ方法は、両手を自然に下ろした状態から前に上げ、そのまま頭上まで上げます。
これ以上後ろに反らないという所まで手を持っていき、そこから肩甲骨を回転させるように背中を反らせながら力こぶを作るポーズをします。
この動きを1日に何度か行う習慣を付けることで、呼吸が悪化する元になる姿勢が改善されます。
呼吸は、この段階では「できるだけ深く、ゆっくり行う」ことだけを意識しましょう。
腹式呼吸の効果
浅い呼吸である胸式呼吸ではなく、腹式呼吸で深くゆっくりと息をすると、自律神経が整えられて副交感神経が優位になります。
また血管が拡張され、血管にコレステロールがつくのを予防する物質が作られます。
血管の拡張は血圧を下げて血流を良くし、さらにリラックス効果やデトックス効果も生みます。
これらの副交感神経が優位になることでの血流改善やリラックス効果が、精力増強につながります。
副交感神経を優位にすると言う意味では、実は瞑想も精力増強に役立つという面もあります。
リラックス効果がありますし、イメージトレーニングもできるので、併せてこちらの記事に目を通していただけますとより理解が深まるかと思います。
関連記事:☞ED改善には瞑想が効果的?副交感神経を優位にする方法
精力増強のための腹式呼吸のやり方
腹式呼吸を行う際は、必ず正しい姿勢で行ってください。
基本の姿勢は肩の力が抜けていて、背筋が伸びている状態です。
イスに座って行う場合は、頭頂部を上から引っ張られている感覚で猫背にならないように背筋をまっすぐ伸ばします。
また、自然に良い姿勢になる仰向けもおすすめです。
この状態で、鼻でゆっくり息を吸って、口でゆっくり吐きます。
この時、息を吐く時間のほうを長くするようにしましょう。
腹式呼吸をする際のコツは、丹田を意識することです。
丹田はヘソの5cmほど下にある部分で、この部分を中心に大きく呼吸をすることで、自然に良い腹式呼吸ができるようになります。
丹田に息をため、丹田を押すことで息を吐く感覚です。
これをリラックスしている時間に10回ほど行ってください。
腹式呼吸は普段から意識して続けることが何よりも大切です。
精力面への効果だけでなく、精神面、身体面への多くのメリットをもたらしてくれますので、これを機にマスターすることをおすすめします。
精力増強のためには、今回紹介したような腹式呼吸はとても有効です。
ただ呼吸だけでなく、食生活の改善や禁煙、運動習慣の改善など総合的に対策をすることで、より精力増強が見込めます。
呼吸は私たちが常時行っていますが、呼吸を変えるだけでも体質の変化が起こるほど強力な効果があります。
呼吸を改善できれば精力アップの大きな味方になってくれます。