男性であれば、精力増強のためには男性ホルモンを増やす努力をする必要があります。
男性ホルモンである「テストステロン」は男性機能の働きを高め、EDの改善を促す必須成分です。
そしてあまり知られていないことですが、男性であっても女性ホルモンの分泌はあります。
女性ホルモンには、美肌や髪のハリ・ツヤ維持など、男性にとってもうれしい効果があります。
しかし、その反面女性ホルモンを摂りすぎてしまうと性欲や精力減退などの副作用もあります。
そこでここでは、女性ホルモンと精力減退の関係や摂りすぎに注意したい食べ物など説明していきます。
知らなかったでは済まされない大切なお話なので、しっかり読み進めてくださいね。
女性ホルモンと精力減退の関係
女性ホルモン「エストロゲン」には、女性らしい体つきにする他、コレステロールの増加を抑えたり肌の代謝を促進させたり自律神経を安定させたりする働きがあります。
そのため、女性は男性に比べて体毛が薄かったり丸みのある体をしているわけですね。
しかし、この女性ホルモンを男性が摂るとなると注意が必要です。
男性でも女性ホルモンは分泌されていますし、少し摂取する程度ではあまり影響はありません。
ただ、注射による投与など大量の摂取を続けると、男性としてマイナスの現象も起きてしまいます。
男性機能の低下はその中の一つで、十分な量の精子が作られない、性欲がなくなる、精力減退、ED、陰茎の縮小などの症状があらわれます。
また、肝機能や腎機能の悪化、糖尿病のリスク増加など、健康を害する恐れもあります。
このような副作用を知らずに、頭髪を増やす目的で女性ホルモンを頭部に注射して、体が女性化した男性もいます。
強すぎる性欲を抑えるために投与を考えている男性もいるようです。
しかし、一度体の構造が女性化したら、男性の体に戻すのは極めて困難です。
少しでも戻すために男性ホルモンを投与しますが、前立腺の障害などの副作用が待ち構えています。
もし体内の女性ホルモンを増やしたくない場合は、エストロゲンに似た働きをする食べ物の摂りすぎにも注意したいところです。
女性ホルモンを増やす食べ物
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする食材に「大豆」があります。
「大豆イソフラボン」は有名な成分ですが、これが女性ホルモンに似た働きをするので、化粧品などにも使用されています。
豆乳や納豆、油揚げは大豆製品ですね。
これらは基本的には身体に良い食べ物ですが、逆に摂りすぎると、精力減退に影響を与える可能性があります。
ただし、あくまでも摂りすぎた場合ですので、通常の量を食べる程度では問題ありません。
むしろ植物性タンパク質などの栄養が豊富なので、適度に食べるのは健康に良いと言えます。
ベジタリアンの方は主に大豆からタンパクを摂取しますので、大豆製品の摂取量にも気を向けるとより健康のバランスが取れるという事になります。
関連記事:☞ベジタリアンはEDになりやすい!菜食主義でも精力を高める方法
男性ホルモンを増やす食べ物
逆に男性ホルモンの分泌を促す、精力増強に良い食べ物も紹介したいと思います。
参考記事:☞※ムラムラ注意※精のつく食事とは?精力増強のための食生活
まず、亜鉛や必須アミノ酸が豊富に含まれる牡蠣は積極的に摂りたいところですね。
同じ亜鉛が含まれていて、その含有量が牡蠣の4倍もあるのがアボカドです。
レバーもアルギニンや各種ミネラルが含まれているのでおすすめです。
また、スイカにはシトルリンというアミノ酸が含まれています。
シトルリンは血流アップによる男性機能の向上をサポートしてくれます。
疲労の蓄積や精力減退気味と感じたら、これらの食材を摂ってみるのもいいですね。
女性ホルモンと精力減退 まとめ
以上のように、女性ホルモンと精力減退には深い関係があります。
特にホルモン剤の大量投与は、中性化することで性欲の低下やEDなど男性機能の低下に加え、体の健康を害するような副作用も発生しかねません。
男性機能を第一に考えるならば、体内の女性ホルモンはできるだけ増やさないことが大切です。
日々の食事による栄養摂取は大切ですが、毎日毎食栄養バランスを考え、それだけで賄いきるというのは大変です。
もっと手軽に男性ホルモンを増やすには、日頃から精力剤を飲んでテストステロンを生成していく方法がおすすめです。
自分にあった精力剤の選び方については、こちらを参考にしてください。
また、私が今まで試してきた50種類以上の精力剤の中から、特に効果があって口コミも好評な精力剤をランキングにまとめましたので、是非こちらも併せてご覧ください。