
2016年6月、人気精力剤の「男性力サプリメント「FORCE」」と「活力サプリメント「The GOLD」
」の販売者が逮捕されました。
通常、代表者だけが捕まることで済む場合が多いのですが、今回は販売元の社長以外にも、社員も逮捕されたことで、一体どんな危ない精力剤を売ってたの?!と思ってしまうような事件でした。
そこで、精力剤の販売者が逮捕されたニュースの概要とその理由などについてまとめてみました。
精力剤販売業者の逮捕事件の概要
副作用がほとんどないため気軽に飲めると話題の精力剤は、今ではいろいろな種類のものが販売されています。
そんな時に、当時は結構な人気を誇っていた「FORCE」と「The GOLD」を販売していた会社の社長ら3人が逮捕されるというニュースが飛び込んできました。
同商品の購入者は、全国で1万7千人にのぼります。
一箱が1万3千円で、複数箱購入する人もいたことから、売上の合計は5億6千万円ほどになったようです。
他の精力剤は普通に売られていて問題ないのに、なぜこの販売者は逮捕されるに至ったのか・・・それには明確な理由があったのです。
精力剤業者の逮捕の理由

ずばり逮捕の理由は「医薬品医療機器法違反」です。
つまり、薬局や店舗販売の許可を受けていなかったり、日本では未承認の医薬品を販売すると違反になる法律に抵触したわけです。
医薬品ならば明確に効果をうたってもいいのですが、今回のような未承認の商品はサプリメント(健康食品)になるので、はっきりと「EDが治る」などと表現してはいけないんですね。
しかし販売元は、販売ページなどで「The GOLDを飲むと確実に回復します!!」と、誰でも100%効果が得られるかのように表現していました。
この表現だけ見ると、医薬品そのものですからね。
つまり、表現の仕方を誤ってしまい、おそらくその上で指導なども無視していたために捕まってしまったのではないかと考えられます。
今回は社員も逮捕されています。
この手の逮捕劇では代表者だけ逮捕という事例が多いです。
しかし、社長の指示とは言え、実行に関わったことで社員も2人逮捕されたわけです。
代表者は日本ニュートリション協会のサプリメントアドバイザーという認定証を持っていることで、顧客はもちろん、社員に対しても信用度を上げています。
そう考えると、逮捕された社員はさぞかし驚いたことでしょう。
このように、医療成分が入っていないにも関わらずバイアグラなどのED治療薬と同じような効果があるように錯覚をさせて販売していました。
そのため、販売元の代表だけでなく社員も逮捕されるという事態になりました。
このような意味のないサプリメントを購入しないように、精力剤やED治療薬それぞれの知識や役割をしっかり把握することが大切です。
精力剤とED治療薬との違い

EDや勃起不全を解消するために、日本ではバイアグラやシアリスなどのED治療薬やそのジェネリックなどが処方されています。
もちろん、これは医薬品に当たります。
つまり医師の処方箋無しでは手に入れる事ができない薬です。
ですから、明確な勃起機能改善がうたわれ、各医療機関で販売されているわけですね。
一方、マカやクラチャイダムなどの天然原料がメインの精力剤は、ED治療薬のように即効性はないものの、飲み続けることでED改善をサポートするための精力アップや体作りをしてくれるわけです。
ED治療薬と違い、副作用がほとんどないのも特徴です。
関連記事:☞精力剤とED治療薬の違い|効果や副作用、原料について
今は、研究で性機能向上に一定の効果があるとわかっているクラチャイダムなどの成分が配合されている精力剤もあります。
精力剤と一言で言っても、配合されている成分の種類や配合割合などは様々です。
そのため、今のあなたの何を改善したいかによって、どのような成分が入っている精力剤を選ぶべきか見極めることが大切になってきますね。

2017年現在、「FORCE」「ザゴールド」も適切な表示の広告に生まれ変わって販売されています。
私も新生フォースを実際に飲んでみましたが、さすが人気精力剤だけあってかなり感触は良かったです(リピートはしていませんが)。
一度事件がありましたが、この2つの精力剤は人気でしたので、またジワジワと口コミでの評判から人気が盛り上がっていくのではないかと予想しています。
個人的には注目しているメーカーなので、今後の動向もチェックしつつ、こちらのブログでシェアしていきます。
このほかにも、私が今まで試してきた50種類以上の精力剤の中から、特に効果があって口コミも好評な精力剤をランキングにまとめましたので、是非こちらも併せてご覧ください。